この先の未来、私は一体何をしているのだろうか?
 主はやてと共にあるのは当たり前。
 それ以外ではどうなるのだろうか?
 彼女と共に居る事は出来ているのだろうか?
 何時までもなのはの隣に……

 始まります。


「なのはは、この先何かやってみたい事はあるのか?」
「この先ですか?」
「ああ。何年も先の話だ」
 何処で何をしているのか。何時までも現場に居る事なんて出来ない。
 どこかで現場から離れる時は来るだろう。
 その時、なのはは何をするのだろうか?
「そうですね……」
 暫く考える仕草をした後、
「少しでも誰かのために出来る事が出来てればいいですけど……」
 はは……実になのはらしいな。
「でも、一番はシグナムさんのお嫁さんになれてたらなって思いますけど」
「は――っ?」
 わ、私のお嫁さんになりたいだと……?
 それは確かに嬉しいのだが、本当にそれを願っているのだろうか?
「もしかして……迷惑ですか……?」
「そ、そんなわけではないんだが――」
 本当に私が相手でいいのだろうか。
 自分で言ってて悲しくなるが、他にいい相手が居るのではないだろうか。
 私の気持ちとしては、私を選んで欲しいとは思う。
 しかし――
「……シグナムさんがどう想っているか知りませんが――」

「わたしはシグナムさんが世界で一番大好きなんですよ」
「なの……は」
「シグナムさんと一緒に過ごして、シグナムさんと一緒に笑ってずっと、ずっと
歳をとっていきたいって思っているんです」
 なのはが描く未来の予想図。
 描いた予想図はとても魅力的で、その通りに過ごす事が出来たらどんなに幸せ
なんだろ? そんな事を思ってしまった。
「シグナムさんはどう思っているんですか? 本音を聞かせて下さい」
「……私は――」
 

 私の本音。
 私が心の奥底で願うこの先の未来。
 それは――

「……なのはと共にありたい」
 なのはと共に過ごし、共に幸せを感じたい。
 そして夢のような時間を過ごしたい。
 もう、なのはが側に居てくれないと幸せを感じる事が出来ないんだ。
「わたしも……シグナムさんと同じですから大丈夫ですよ」
「ああ……」
 今からも、これから先も、ずっと共にいよう。
 夢が醒めぬように……

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