熱にうなされる彼女。
 私は、ただそれを見てるしか出来ない。
 もう少し、もう少し私にも何か出来る事があれば……

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 ×月○日
 なのはさんが風邪を引きました。
 熱にうなされるなのはさんは、とても苦しそうで――
 私はただ側に居て、見ている事しか出来なかった。
 そんな不甲斐ない私になのはさんは、
「リィンが側に居てくれるだけで、わたしは安心出来るんだよ」
 と、優しい言葉をかけてもらいましたが、私はそれが悔しかったんです。
 私が励まさないといけない立場なのに、逆になのはさんに励まされるなんて……
 こんなにも自分が情けないとは思いませんでした。
 みんなが皆、なのはさんを励ましている。
 なのに私は――
 ねぇ、なのはさん。リィンは私は一体何が出来るんでしょうか?
 私では、なのはさんを救ってあげる事は出来ないのでしょうか?
 教えて下さい、なのはさん。
 私は、なのはさんの為に何かをしたいんです。
 だから教えて下さい。

「リィンは一体どうしたらいいんでしょうか?」
 どうしたら、あなたの側に居る資格が手に入るのでしょうか?
「…………なのはさん」
 私は、ずっとあなたの側に居たいのです。

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