偶に。少し……うん、ほんの少しだけなんだけど、はやてちゃんとの付き合い方を考えた方がいいかもしれない。
 好き。凄く大好きなんだよ?
 でも、それでも今の現状を考えるとやっぱり付き合い方を考えたくなるよね。

 始まります。


「いや〜やっぱり幼い姿のなのはちゃんは最高やなぁ〜♪」
「あ、やぁ……そんなにスリスリしないでぇ……」
 はやてちゃんが嬉しそうにわたしの顔に顔を擦りつけてきてる。
 本当に嬉しそうに……凄くだらしない顔をしながら……
 普段はあんなにもキリッとしててカッコいいのに、どうしてこんな時だけ残念な感じなの?
 締まりのない顔をして、エッチな雰囲気ばかり醸し出してる。
 そんなはやてちゃんが嫌いってわけじゃないけど、やっぱりギャップが酷いと思う。
 いや、それよりも先に言わないといけないことがるよね。とても大事なモノがあるよね。
「もう……はやてちゃんは、幼いわたしの方が好きなの?」
 はやてちゃんのお願いを聞いて、魔法を使って小さくなってるけど、わたしとしては普段のわたしを愛して欲しい。
 可愛がってくれるのなら、何時ものわたしを可愛がって欲しいの!
 だって、今のはやてちゃんは、幼いわたしのことしか見えてないみたいなんだもんっ!
「そんなことないで。ただ……な、偶にはロリロリなのはちゃんを楽しみたいだけなんや」
「ロリロリって……」
「触り心地のいいおっぱいも最高やけど、こう……ぺたぺたした身体も最高やなぁ♪」
 ペタペタ。ペタペタ。ペタペタ。
 何度も何度も飽きることなく、わたしの身体を弄ってるはやてちゃん。
 これって、出る所に出たら絶対に勝つことが出来るよね?
 いくら何でもこれは酷いセクハラだと思う。恋人同士だからって言っても限度があると思う。
 それに――! 小さい方のわたしばっかりじゃ寂しいの。
 本当の姿のわたしを愛でて欲しいのに。はやてちゃんのバカぁ。
「ん? 顔を真っ赤にして、どうしたん? もしかして興奮でもしてきたんか?」
「…………ッ!」
「あっははは♪ そんなに私に苛めて欲しいのなら、たっぷりと苛めてやるからなぁ!」
 勘違いも甚だしい。
 苛めて欲しい……弄って欲しいっていうのは完全には否定しないけど! だけど、違うの!
 わたしは、わたしとして――本当のわたしを愛でて欲しいの! 何で、はやてちゃんは分かってくれないのかな。
 大体、小さいと出来ることが少なくなっちゃうんだよ? 大きい身体の方が色々と出来るんだよ?
 はやてちゃんの好きなエッチなことが長時間に渡って出来るんだよ? だから――だから小さいわたしじゃなくて大きいわたしを……
「分かってるって。私は大きいなのはちゃんも好きやで」
「んゅ……っ」
 耳元でキスをしながらズルい言葉を言ってくる。
 ちゅっ、ちゅっ、と啄みながら甘い言葉を囁いてくる。
「確かに小さいのもええけど、一番に好きなんは素の状態のなのはちゃんや」
「あ、んぅ、やぁ……」
 はやてちゃんの手が段々と下に方にズレてきている。下に下に――恥ずかしい部分に近づいてきて……
「私が好きなんは、なのはちゃんだけや」
「あぁあっ、あぁ……っ」
 もうダメ。さっきまで怒っていたのに、嫉妬していたのに。
 今は機嫌が直っている。もうはやてちゃんのダメな所を許そうとしている。
 付き合い方を考えるだなんて言っておきながら、この体たらく。
 どうやらわたしは、トコトンはやてちゃんに弱いみたいだ。
 わたしの方から付き合い方を考えるなんて出来ないみたい。
「はぁ……」
 思うことはたくさんあるけど、とにかく今は――
 たっぷりと、はやてちゃんに愛されるとしよう。
 たくさんたくさん、身体を弄られて愛してもらおう。

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