なのはママ? うん、なのはママのことは大好きだよ。
 私を自分の子供にしてくれるって言ってくれた時から、そして今この瞬間も。
 だけどね、私だってずっと子供のままじゃないんだよ。
 なのはママは、その事をちゃんと理解しているのかな?

 始まります。


「ねぇ、ヴィヴィオ。今日は一緒にお風呂入ろ♪」
「えっ!? お、お風呂に?」
「うん、そうだよ。もしかして嫌?」
「ううんっ! そんな事は無いんだけど……」
 ないんだけど……
 正直、私の理性が持つか心配なんですけど。
 大好きな、なのはママの裸を前にして正気を保っていられる自信が無い。
「じゃあ、一緒に入ろう♪」
「あ、うん……」
 嬉しそうな顔をしてる、なのはママに今更嫌だなんて言えるわけが無いよね。
 なのはママはちゃんと自覚してるのかな? 私だって成長しているし、襲おうとしたら
いつでも襲う事が出来るんだよ。
 それなのに、無防備に私の理性を崩しにかかるなんて、
 全然理解していないとしか思えないよ。

「にゃははっ♪ ヴィヴィオと一緒にお風呂に入るの久しぶりだね♪」
「そ、そうだね……」
 本当に嬉しそうな顔をしているなのはママ。
 ああ、お願いですからタオルで身体を隠して下さい。
「あれ? ヴィヴィオどうして横を向いてるの?」
「えっ!? な、なんでだろうね?」
 それは全部あなたが悪いんです。
 なのはママの身体を見ないように横を向いているんですっ。
「変なヴィヴィオ」
 う〜あなたが、それを言いますか。
 全部、全部なのはママが悪いのに。
「おいで、ヴィヴィオ。身体洗ってあげる」
「か、身体っ!?」
「そうだよ。わたし何か変なこと言ったかな?」
「あ、ううん。全然言ってないよ!」
 変な事言いまくりだよ。
 いまの状況で身体を洗ってもらったりしたら、私の理性が完全に吹き飛ぶよ!
「よかった。おいでヴィヴィオ」
「……うん」
 どうか。どうか私の理性が持ちますように……
 そう願わずにはいられません。

「ふぅ〜気持ちよかった♪」
「そ、そうだね……」
 なのはママは満足してるけど、正直私はかなり疲れてしまった。
 え? お風呂での話はそれだけかって? 勘弁して下さい。
 あれだけで、かなり大変だったのにそれ以上の話なんて出来ませんよ。
 でもまぁ、一つだけ言えるのは――

 二、三度意識が飛びかけたくらいですかね。
 はぁ……ほんと、なのはママにはもう少し、私の気持ちを理解して欲しいと思います。

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