天真爛漫。そんな言葉が本当に似合う人。
 どこまでも真っすぐで素直な人。
 そんな彼女が私は――

 始まります。


「アインハルトさん! おはようございますっ♪」
「はい。おはようございますヴィヴィオさん」
 元気いっぱいに挨拶をするヴィヴィオさん。朝から本当に元気ですね。
「えへへ〜♪」
「どうしました? ヴィヴィオさん」
 急に笑みを浮かべて、何か面白い事でもありましたか?
「あ、いえ、すいません。ただアインハルトさんと一緒にいられるのが嬉しくて……」
「な――っ!?」
 ヴィヴィオさんったら、急になんて事を言うのですか。
 私と一緒にいられて嬉しいなんて、そんなことを――
「アインハルトさん? 顔が赤くなってますけど、どうしたんですか?」
「な、なんでもありません!」
「ほんとですか?」
「ほ、本当ですよ!」
 ヴィヴィオさんの言葉に照れたなんて事はありませんからね!
「では、そういう事にしておきますね♪」
「……はい」
 う〜妙に嬉しそうな顔をして……

「はぁ」
「アインハルトさん?」
「何でも無いですよ。ヴィヴィオさん」
 天真爛漫で無邪気な人。
 そして、何処か意地悪な人。
 私はこの人が――

 ヴィヴィオさんが堪らなく好きなんです。

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