マスターと一緒になってからどれくらい経っただろうか?
 その間色々な事があった。
 でもマスターは挫けず自分の想いを貫き通していた。
 だからワタシも―――

 再認! 始まります。


「レイジングハート今日の演習のデータ後でまとめておいてね」
「わかりました」
「ん、ありがとね♪」
 いつもの光景いつものやり取りでも今日は違った。
「ごめんねレイジングハート。わたしがマスターで」
「マスター?」
「自分で言うのも変だけど、ほらわたしってよく無茶をするじゃない?」
 舌をちろっと出しながらおどけるように話をする。
「それで怪我をして、皆に心配をかけてレイジングハートまで傷ついて……きっとマスターとしては
ダメダメなんだろうね」
 少し自嘲ぎみに笑う。
「だからレイジングハートも苦労してるかなって……」
「そ、そんな事―――」
 ワタシはそんな事一度も思った事は無い。
 それにマスターはほんとよくやっていると思う。皆のために自分を犠牲にしてるのに迷惑とか苦労
だなんてワタシは思わない。
「マスターは……マスターはマスターの思うようにやって下さい。ワタシはマスターのためならどんな
事だって一緒にやりますよ。ですからマスターは自分が迷惑をかけてるなんて思わないで下さい。ワタシ達は
マスターのことが好きですから、マスターには笑っていてほしいから――」
 もう何を言っているのか分からない。
「にゃはは。ありがとねレイジングハート。何だか元気が出たよ」
「それはよかったです」
「これからもレイジングハートには苦労をかけるかもだけど、お願いね?」
「はい、マスター」
 マスターが今まで貫き通してきた想いのようにワタシもマスターの想いを貫く。

 マスターはワタシが絶対に守ってみせる。

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