最近、酷く思う事がある。
 もしかしてワタシは独占欲がかなり強いのではないのかと。
 どこまで行っても我儘なのだと――

 はじまります。


 なのはの居ない時間。自分一人だけの時間の時、考えるのは彼女の事のみ。
 今何処で何をしているのだろうか? 誰と居るのだろうか?
 そんなつまらない事ばかり考えてしまう。
 なのはが誰と何処で何をしていてもワタシには関係が無い事のはずなのに。
 それなのに嫌な事ばかり考えてしまう。
 なのはには誰とも接して欲しくない。誰とも仲良くして欲しくない。
 それがいかに醜い感情だと理解していても願ってしまう。
 なのはをワタシだけのものにしたい。
 なのはの思考をワタシだけのものにしたい。
 なのはを……
 なのはを――

「はぁ……」
 自分がこんなにも独占欲があるとは思わなかった。
 自分がこんなにも醜い感情を持っているとは思わなかった。
 自分がこんなにも、なのはに依存しているとは思わなかった。

 そして自分が、ここまで我儘だとは思わなかった。
 ここまで醜いワタシでも、なのはを想う気持ちだけは本物だから。
 それだけは醜くもないし、我儘でもない。
 ただ世界で一番、高町なのはが大好きであるという事。
 そこだけは誇れる部分なのかもしれない。
 だけど――なのははどう思うのだろうか?
 ワタシにこんな感情を持たれて迷惑だと感じたりはしないだろか?
 迷惑以前に嫌悪感を抱かれるかもしれない。
 そんなのは絶対に嫌だ。
 なのはに嫌われるのだけは耐えられない。
 なのはに嫌われてしまったら、ワタシはきっと壊れてしまう。
 それほどまでにワタシは、なのはを愛してしまっている。  

 好きです。
 世界中の誰よりも、あなたの事を愛しています。
 あなたさえ側に居てくれれば、他には何もいらない。
 あなたが居ればワタシは満足できる。  

 なのは。あなたが居れば――

 それだけで幸せなんです。

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