いつものようにママと入るお風呂
 普段は全然意識してなかったのに今日に限って何故?
 何故こんなにもママの裸が気になるの?

 お風呂で……! 始まります。


「ヴィヴィオそろそろお風呂に入ろっか♪」
「あ、うん……」
 なのはママの言葉で一緒にお風呂へと向かう。
 ほんとは一人でもなんとか入ることは出来るけど、なのはママと一緒にお風呂に入るのって、
何だか楽しいのです。
 だからなのはママのタイミングで一緒にお風呂に入る。

「ヴィヴィオ一人で服脱げる?」
「も――! ヴィヴィオだって子供じゃないんだから、一人で脱げれるよ」
 さすがにわたしだって、服ぐらい脱げるよ。
 軽く拗ねながらなのはママに文句を言う。
「にゃははっ。ごめんね」
 う……っ。ずるいよなのはママ。そんな顔で言われたらなにも言えなくなるよ。
「あ…………………」
「ん、どうしたの? ヴィヴィオ」
「あ、ううん。何でも無いよ」
 今まで全然気にしてなかったけど、なのはママの身体って―――
「ヴィヴィオ?」
「う、うん。早くお風呂に入ろっ」
「うん。そうだね♪」
 そうだ。早くお風呂に入ってなのはママの身体を見るのを避けないと……
 このままだとママに変な娘だって思われちゃうし、わたしの精神衛生上よくない。

「まずはヴィヴィオの体から洗っちゃおうか」
「うん」
 わたしの体を洗ってくれるなのはママの手つきはとても気持ち良くて、優しい気持ちになれる。
「ヴィヴィオ痒いところ無い?」
「うん、大丈夫だよ」
 痒い所なんて無いし、むしろ気持ちいいくらいだよ。
「じゃ、流すねー」
 ザパァー 
 身体中の泡がお湯によって流される。
「うん。綺麗になったね。それじゃ今度はヴィヴィオがママの背中を流してくれるかな」
「えっ!?」
 い、今なんて………
「ヴィ、ヴィヴィオがなのはママの身体を洗うの?」
「そうだけど……嫌?」
「い、嫌じゃないけど…………」
 でも今なのはママの身体を直視するのは……
「なのはママはヴィヴィオに身体洗ってほしいなぁ〜」
 なのはママ独特の首を傾げるポーズ。
 ママのこのポーズを見て言う事を聞かなかった人はいないとか、
「ヴィヴィオに洗ってほしいなぁ〜」
「あ、洗うよ!」
 こうなったらもう自棄だよ。頑張って早く終わらせるしかないよ。

「なのはママ痒い所無い?」
 出来るだけママの裸を見ないようにしながら体を洗う。
「ん〜特には無いけど、どうしてヴィヴィオは変な所を向いて背中を流してるの?」
 いきなり核心をついた質問。
「べ、別に深い意味は無いけど……」
 今はなのはママの身体を見たくないっていうか……
「変に恥ずかしがること無いんだから、ママの身体見てもいいんだよ」
「なのはママ……」
 少し照れながらお許しを出してくれる。
 許しが出た以上、舐め回すように見てもいいのかな? いや、でも……
「ヴィヴィオ?」
 うん。見よう。なのはママの裸をこんなにも見れるのはわたしだけの特権だよね。
 だから見ない方が失礼だよきっと。
 覚悟してよねなのはママ。
 

 この日を境にヴィヴィオは一つ成長したのでした。(おそらく間違った方向に)

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