認めようとしなかった気持ち。
 思い違いだと信じていた。
 だけど、それは間違っていたみたい。
 やっぱり私は、なのはママの事が……

 始まります。


 なのはママが他の人と楽しそうに会話していた。
 その行為自体は普通の事で私が変に思う必要は無いはずなのに……
 心にモヤモヤした気持ちが渦巻いている。
 母親が楽しそうに笑っている。それだけなのに、その光景が許せない。

 その笑顔は私のための笑顔のはずなのに。
 その言葉は私のための言葉なのに。
 その視線は私のための視線なのに。
 

 どうして、それが私に向けられていないのだろう?
 どうして私はそんな風に思ったのだろう?
 

 ああ。やっと理解した。
 私は、なのはママが好きなんだ。
 親子の関係ではなく、一人の女性として愛しているんだ。
 やっと、その事に気がついた。
 ずっと気がつかないふりをしていたけど、気がついてしまった。
 他の誰にも、なのはママを渡したくない。
 私だけが彼女を一人占めしたい。
 そう思っていたんだ。
 

 でも、どうすればいいんだろう。
 この気持ちに気付いた私はどうすれば……
 私となのはママは親子だから…… 
 だけど、実際に血がつながっているわけじゃないし。
 でもでも、血が繋がってなくても私達は本物の親子であって偽物じゃない。
 そして、なのはママを想うこの気持ちも嘘じゃない。
 本当にどうすればいいのだろう。
 ねぇ、なのはママ教えてよ。
 私はどうすればいいのかな?
 なのはママの娘として過ごせばいいのか。
 それとも、恋人に立候補してもいいのかな。
 教えてよ、なのはママ。

 気がついてしまったこの気持ちをそうすればいいですか?
 教えて下さい。なのはママ。

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