主はやてに出会ってもう十数年が経とうとしている。
 そして彼女、高町なのはともそれぐらいの付き合いになる。
 いつからだろうか、彼女の事を主はやてと同等か、もしくはそれ以上に想い始めたのは……

 始まります。


 高町なのは。彼女は管理局でも何処でも人気だ。
 確かに彼女は綺麗で笑顔が素敵な女性だ。彼女の笑顔には何か不思議な魔法でも掛かっているのかと
思ってしまうくらいに破壊力がある。
 今の彼女の笑顔もいいが、幼い時の笑顔もまた今のとは少し違う魅力があった。
 そして、私もまた彼女の魔法に掛かってしまった一人なのだろう。
 だから私は騎士として、また一人の女性として彼女を守りたいと思う。
 もちろん初めは悩んだ。私は主はやての騎士で、ヴォルケンリッターの将だ。
 そして私という存在は―――――
 私は悩みに悩んだ。勿論主はやてにも……半ば強引に話をさせられた気がするが、相談した。
 それを聞いた主はやては、自分の思うようにすればいいと言ってくれて、私は決めた。
 主はやての騎士である事。これは絶対に守り通す。
 そして――――

「なのは。私は一人の女性として、また騎士としてなのはの側にいたい」
「シグ……ナムさ……ん……」

 確かに守るモノが増えるのは大変だ。
 しかし、私は騎士でヴォルケンリッターの将だ。それくらいの事が出来なくてどうする。
 だから主はやても、なのはもその他全ての人達を守ろう。
 それが私の変わらぬ想いだ。

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