皆さんごきげんいかがかしら? シャマル先生ですよ。
 今日も始まりました、シャマル先生のドキドキ診療所。
 前回は、あのフェイトちゃんのデータを取る事に成功して嬉しいかぎりだわ。
 今回のターゲットは、フェイトちゃんに続いて難易度の高いシグナムです。
 でもまぁ、シグナムは怒ると怖いけど、その前に行動をすれば問題無いわね。
 それが今回の鍵になるのかしらね?
 

 とりあえず、始まるわよ♪


「シャマル急に呼び出して一体何のようだ?」
 シグナムが何も知らず、ノコノコとやってくる。
「ごめんなさいね、シグナム」
 私は今にも噴き出してしまいそうになるのを抑えて、冷静にシグナムを誘導する。
「別に構わないが……な―――――――っ!?」
 来たっ! シグナムが罠にかかったわっ!
 シグナムが罠を抜け出す前に急いでバインドで拘束する。
「しゃ、シャマルお前――」
「ごめんなさいね、シグナム。これも野望のため……」
 だから大人しく診察をさせてね♪
「な、何を言って……」
「大丈夫だから……ね?」
「何が大丈夫なんだ?」
 今にも人が殺せそうな視線で私を見る。
 でも、そんな瞳をしても無駄よシグナム。今の私には悪魔がついているんだから。
「は〜い、シグナムちゃ〜ん。大人しくしてね〜♪」
「しゃ、シャマ――――――――うっ!」
 最後に私の名前を呼んで意識を失う。
 ふぅ……まったく、ちょっと弄ったくらいで失神するなんて情けないわ。
 でも、シグナムって意外と……ふふっ♪
 取れたてのデータとシグナムの顔を見ながら、ほくそ笑む。
 ああ、シャマルあなたは今最高に輝いているわ。
 次々と自分の思い通りに事が進んでいる事に、一つの優越感を覚える。
「このままいけば……」
 このままいけば、近いうちに野望が達成出来そうな気がするわね。
 その事に想いを馳せながらシグナムを自宅へと連れて帰る。

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