シャマル先生のドキドキ診療所へようこそ〜
 う〜ん、この挨拶も少々マンネリぎみかしら?
 でもそんな事言っている場合じゃないわね。だって、今回の獲物は――
 あの金色の死神ですものね。
 慎重に慎重を重ねて行動しないといけないわ。
 そう、慎重に――――

 始まります。


『ス○ーク、ス○ーク聞こえるか?』
「こちらス○ーク。大佐よーく聞こえる」
『そうか。それで今回のターゲットだが……』
「大佐……いや、はやてちゃん。この小芝居は何なの?」
 一応はやてちゃんに言われてやってみたけど、意味が分からないわ。
『ちょっと変化を求めようと思っただけや。それよりも今回だけは気をつけてな』
「ええ、分かっています」
 フェイトちゃんは私達の野望の前では最大の難関の一つですからね。
『じゃ、ス○ーク幸運を祈る』
「はい、はやてちゃ……大佐」
 最後まで意味は分からなかったけど、はやてちゃんとの通信を終える。
 どうやってフェイトちゃんを拉致するかと考えたけど、やっぱり方法は一つしか無いわよね。
 そう、それは―――

 玉砕覚悟の一点突破のみ! 突撃――――――っ!

「フェイトちゃぁあぁぁぁぁぁぁん」
「え、しゃ、シャマ――――!?」
 動揺するフェイトちゃんを光の速さで拉致する。
 そして動かれる前に全身を拘束する。
「しゃ、シャマルこれは?」
「うふふ……フェイトちゃんの身体を少し隅々まで調べるだけですよ」
 そう、隅々までね……♪
「す、隅々までって……?」
「大丈夫。痛くは無いですから」
 でも、ちょっと自分を抑える自信が無いわ♪ だってこんなにも簡単にフェイトちゃんを捕まえる事が出来たんですもの。
「しゃ、シャマル……?」
「うふふ……怯えるフェイトちゃん可愛いですよ♪」
「ま、待って……まずは話し合おう」
 話し合い……ね。残念だけど……
「ダメよ♪」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 可愛らしくも、どこか色気のある声が響き渡る。

『シャマル今回もうまく出来たようやな』
「はやてちゃん」
『フェイトちゃんのデータがとれたのはデカイで』
「ええ、今なら誰でもいけそうな気がしますよ」
『ま、この調子で次もよろしく頼むな』
「は〜い♪」
 ふふ……次は誰のデータをとろうかしら?
   今から興奮しますわね。
「うふふ……ふふ…ふふふふふふふっ」

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