現在と過去。時が経つのはとても早くて、
人々の想いは変わる。

 それでも私達のこの想いは変わらない。

 そんな訳で始まります。


「にゃはは。フェイトちゃん大好きだよ」
「なのは……私も大好きだ」
 今日も今日とて、二人はイチャイチャしている。
「はやてさん……」
「おーおーヴィヴィオもこの光景は眼の毒やよな」
「ママ達前からこーだったの?」
「せや、昔も今と同じくらいイチャイチャしてたな」
 思い出すのは、彼女達のアツアツぶりだ。

「フェイトちゃん」 「なのは……」
「…………………」
「…………………」
「えへへっ♪」
「にゃははっ♪」
 二人は名前を呼び合っては、無言で見つめあっている。
「もー何なのよ、あの二人は!」
「いやいや、なのはちゃんとフェイトちゃんがあれなのは、もう仕方の無い事やん」
「仕方が無いって、いつもあれを見せられる方の身にもなって欲しいわよ!」
 そうは言ってもなアリサちゃん……
「アリサちゃんとすずかちゃんも中々のもんやで」
「なっ! な、ななな……」
「うふふっ♪ そうかな?」
 そうやで。実際二人も酷いもんやで。
 ほんま、独りもんの気持ちも考えてほしいわ。
「でもはやてちゃんの所にもイイ人達がいるじゃない」
「まぁな。あの子らは、大切な家族やからね」
 ま、それにしても――
「なのは……」
「フェイトちゃん……」
 ほんまこの二人は仲がええな。

「――て感じで、それはもう酷いもんやったで」
「そうなんだ―」
「せやからヴィヴィオも諦めとった方がええかもな」
「は――い」
 そんな二人のやり取りも気にしないように、なのはとフェイトはイチャついている。
「なーのは♪」
「フェイトちゃん♪」
 ああ……昔も今も全然変わらんなぁ……

inserted by FC2 system