「えっと、その……すずか?」
「ん? 何かなアリサちゃん」
 可愛らしく小首を傾げるすずか。
 うん、その姿はとても可愛いんだけど、今はそんな感想を述べてる場合じゃない。
 あたしの今の状況について、すずかに聞かないといけない事がある。
 あたしの今の状況――それについて……

 始まります。


「す、すずか。何でこんな状況になってるのかしら?」
「こんな状況って?」
「や、だから……」
「ちゃんと言葉にしてくれないと分からないよ。アリサちゃん」
 小悪魔のような笑み。ほんとにその言葉がピッタリ合うような笑みで、すずかが微笑む。
「ほらアリサちゃん。早く言ってくれないと分からないよ」
「う〜っ」
 うろたえるあたしを見て、絶対に楽しんでるでしょ。
 悔しい。悔しいんだけど、これは仕方がないのよ。
 だって――すずかに膝枕をされてるのよ!
 これで冷静なままでいるなんて不可能に決まってるじゃない!
 後頭部に感じるすずかの柔らかい太ももの感触。
 しかも、スカートが短いせいで、ダイレクトに太ももの感触が伝わってくるのよ。
 これでうつ伏せになったりなんかしたら、下着が見えてしまうんじゃないかしら?
 まぁ、それは置いといて一番問題なのは、目の前で揺れるすずかの大きな胸。
 あんな凶器を目の前で揺らされたら――
「アリサちゃんのエッチ……」
「――――っ!?」
「エッチなのは、まだダメだよ」
 まだ……つまり、後でならいいということなのかしら?
「もう……ほんとにエッチなんだから」
 むっ、声に出してないのに思っている事を読まれちゃったわね。
 でもでも、しょうがないじゃない。好きな人とエッチな事をしたいと思うのは普通の事なんだから。
 別にあたしがエッチなわけでも変態なわけでもないのよ。
 そこら辺は勘違いしないでよね!

「まぁ、私も――」
「すずか……?」
「ううん。何でもないよ」
 そう言って、あたしの頭を撫でるすずか。
 ぁ……気持ちいい。すずかに頭を撫でられるのはやっぱり気持ちいいわね。
 ゆったりとした時間。こんな緩やかな時間を過ごすと――

 エッチな気持ちがどんどん大きくなるのは何故かしら?
 いやいや、意味が分からないわね。
 あたしがエッチな気持ちになるのは、すずかがエッチぃからであって。
 こんな柔らかい太ももと大きな胸のせいで――

「すずか!」
「きゃっ!? あ、アリサちゃん?」
「ごめん。もう我慢できない」
「あ、アリサちゃん……?」
 一秒たりとも我慢が出来ない。今すぐにでもすずかを食べたい。
 だからあたしは――

 目の前の可愛らしいお姫様を美味しくいただくとしましょうかね。
 いただきます♪

inserted by FC2 system