毎度お馴染みレイジングハートさんの擬人化モノです。  

 教導官として、また管理局のエースオブエースとしての彼女は凛々しくて、
 色んな人達の憧れの的となっている。
 そんな彼女も自分の部屋に帰り、ひとたび気が緩むと…………

 始まります。


「んぁ〜疲れた〜」
 仕事が終わり疲れ果てたなのはは、勢いよくベッドの上に倒れ込む。
「なのは。疲れているのはわかっていますが、せめて着替えてからにして下さい」
 制服のまま寝てしまうと、服にシワが出来てしまう。
「ん〜やだ〜もう眠いの〜」
 先ほどまで凛々しく教導をしていたとは思えないほどの、情けない声を出して駄々を捏ねる。
 ワタシとしては、この可愛いなのはを見るのも悪くは無いのだが、出来ればちゃんと着替えてほしいと思う。
「今、着替えておかないと明日後悔する事になりますよ」
「だったら、レイジングハートが着替えさせて〜」
「わ、ワタシがですか!?」
「ダメなの〜?」
「い、いや……その……」
 ダメだという事は全然無いわけで……しかし着替えさせるというのは……
「おねが〜い」
 意識してかどうかは知らないが、猫撫で声でお願いをしてくる。
「レイジングハ〜ト〜」
「わ、分かりましたっ! ワタシが着替えさせます」
「ふにゅ〜ありがと〜」
 そう言ってなのはは、そのまま眠りにつく。
 別になのはが礼を言う必要はありませんよ。寧ろ礼を言うのはワタシ……
 では、なのはの許可も得た事ですし、だらしないマスターのために仕方なく、仕方なく、着替えさせよう。

 お着替えスタート―――!
 まずは上着から脱がし……
「なのはの素肌……」
 スカートも脱がす……
「う……こ、これは刺激が……」
 なのはの色っぽい身体に頭がどうにかなりそうなのを堪えつつ、着替えさせていく――
 予定だったのだが、ここで一つの疑問が過る。
「し、下着はどうすれば……?」
 ワタシが下着を脱がしていいものだろうか? でも下着も着替えた方がいいと思う。
 しかし、下着も着替えさせる事をなのはは、どう思うだろうか? 軽蔑されるかもしれない。そんなのは嫌だ。
 あれこれと考えた結果下着はスルーする事に決めた。決してワタシがひよったわけでは無い。
 彼女の事を思えばこその行動なのである。

「で、出来ました……」
 紆余曲折あり、なんとか着替えさせる事に成功する。うん、これでなのはも気持ち良く寝られるだろう。
 ワタシの苦労など知らず、なのははだらしない顔をして寝ている。
「こんな、だらしないあなたを見ても嫌いになるどころか、ますます愛おしく思うのは不思議ですね」
 きっとこれも彼女の魔法なのかもしれない。
 そんな事を思いながら、ワタシも眠りにつく。

 凛々しいあなたも、だらしないあなたもワタシは大好きですよ。
 他の人があなたのそんな姿を見ても誰も嫌いにはならないと思います。それがあなたの魅力だから。
 しかしですね、出来れば次からはワタシが着替えさせるような事は無いようにお願いします。
 決して着替えさせるのが嫌というわけでは無く、ワタシの理性が持ちそうにありませんから。
 それだけはお願いしたいものです。

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