『頑張りすぎだよ』この言葉を聞くのは一体何度目だろうか?
 何度も何度も聞かされた言葉。その言葉を素直に聞かなかったのは悪いとは思うけど、
 まさかこんな行動に出るとは思わんかったわ。  

 始まります。


「はやてちゃん。少しゲームをしない?」
「は?」
 突然なのはちゃんにゲームをしないかと誘われる。それにしても、何でゲーム?
「少しでいいからね?」
「私これから仕事なんやけど……」
 ゲームなんかしていたら遅刻してしまう。てか、なのはちゃんも仕事のはずなんやけどな。
「大丈夫すぐ終わるから」
「すぐって……」
 そんな問題とちゃうんやけど……
「だったら、罰ゲームをつけようか?」
「罰ゲーム?」
「そ、罰ゲームだよ」
 なのはちゃんを放っておいて先に行こうと思ったけど、少し気になる言葉が聞こえて足を止める。
「そうだね〜勝った人の言う事を何でも一つ聞くっていうのはどうかな?」
「なんでも……」
「そうだよ。どんなエッチなお願い事でも大丈夫だよ」
「……分かった。やるで」
 言っておくけど、決してなのはちゃんにエッチな事をしたいから、ゲームをするわけやないからな。
 私はこれ以上何を言っても無駄やと思ったから、お互い遅刻しないようにって思ってゲームをするんやからな。
 そこんとこ勘違いせんでな。

 そんなわけで、なのはちゃんとゲームをする事になったんやけど――
「私の負け……や」
 恐ろしいくらいの完敗をしてしまった。なのはちゃんて、こんなにもゲームが強かったんやな。
「じゃ、わたしが勝ったから、はやてちゃんには罰ゲームを執行してもらおうかな♪」
 実に楽しそうに言ってくる。うぅ……一体どんな罰を受けるんやろ?
「ど、どんな罰ゲームなんや?」
 本当は聞きたくなかったけど、負けた以上は罰ゲームを受けないかんし、恐る恐る罰ゲームの内容を聞く。
「うんとね、はやてちゃんには今日のお仕事お休みしてもらおうかな?」
「な――っ!? そ、それはあかん」
 たかがゲームに負けたからといって、仕事を休むわけにはいかない。
「ダメだよ……罰ゲームなんだから。それにグリフィズ君にはもう言ってあるから」
「な――っ!?」
 そ、それはつまり……なのはちゃんは初めから勝つつもりでいたって事か?
「運よく勝てたけど、もし負けていたら色々言ってまた違うゲームをしたんだけどね」
「勝つまでやるって事か……」
「そうだよ」
 なんやねんそれ。結局は茶番やんか。
「でも、はやてちゃんが勝っていたら色んなお願い事が出来たのに残念だね」
「ほんま残念やわ」
 茶番には付き合わされるし、素敵なお願い事も出来んかったし残念すぎるやろ。
「でも大丈夫だよ……今日一日はお休みなんだから、いっぱいゲームが出来るよ。だからはやてちゃんが勝てば色々出来るんだよ」
「なるほど……」
 どうせ休みなんやから、ゲームに勝ちまくってなのはちゃんで楽しませてもらおうかね。
「じゃ、いくでなのはちゃん」
「うん♪」


 まさか、なのはちゃんがこんな強硬な手段に出るとは思わんかったな。
 確かに疲れていたけど、ここは一つなのはちゃんの茶番に付き合うとしますかね。
 でも、覚悟しとき。茶番には付き合うけど、この先のゲームには負けへんで。
 勝って、勝ちまくってなのはちゃんにエッチな事いっぱいしたるからな♪

inserted by FC2 system