暑い日差しが降り注ぐ毎日。
 夏バテとまではいかないけど、ついダレてしまう。
 わたしでさえこんな感じだからフェイトちゃんはもっと酷い。
 どんな感じかというと――

「あぅ〜あ〜つ〜い〜」
 ……こんな感じです。
 ほんと、暑さを忘れるような何かがあればいいんだけど……

 始まります。


「う〜何で夏はこんなにも暑いんだろぉ〜」
 ソファの上でだらしない声をあげるフェイトちゃん。
 よほど暑いみたいで、下着姿に大き目のTシャツ一枚と非常にだらしない。
 まぁ、そんなわたしもフェイトちゃんほどじゃないけど、少しだらしない恰好なんだよね。
 だって、今日はほんと暑いんだもん。だから仕方が無いんだよ。
「ねぇ〜なのはぁ〜何か涼しくなる方法ないかな?」
「涼しくなる方法?」
 一番簡単なのは、クーラーをつける事なんだけど、クーラーに頼ると身体が弱くなるしなぁ。
 ならプールや海に行く?
 それは無理かな。だって、そこまでフェイトちゃんが持ちそうにないし。
 だったら怪談とかもいいかもしれない。
 でも、きっとフェイトちゃんの事だから怪談とかしたら、すぐに泣いちゃうんだろうなぁ……
 まぁ、そんな可愛いフェイトちゃんを見るのも悪くはないような……
「ねぇ、なのは〜やっぱりクーラーつけようよぉ〜」
「ダメだよフェイトちゃん」
 いくら暑いとはいえ、本格的にクーラーをつけるような暑さでもないんだよね。
 だから、クーラーはもう少し我慢して欲しいかな。
「今は扇風機で我慢してね」
「うぅ〜」
 不満全開といわんばかりに口を尖らせるフェイトちゃん。
 だったら――

「ねぇ、フェイトちゃん。エッチしようか……」
「な――っ!?」
「エッチをして、身体をたくさん動かして汗を掻いてお風呂に入ったら、きっと涼しくなるよ」
「いやいやいや、ならないよ!」
「大丈夫。絶対涼しくなるよ」
 まぁ……仮に涼しくならなくても、暑さを忘れるくらいにはしてあげるよ。
「で、でも……」
「いいでしょ? フェイトちゃん」
「あ、あぅ……」
 にゃはは。照れてるフェイトちゃんは可愛いな。
「フェイトちゃん……」
「な、なの――っ」
 フェイトちゃんには拒否権なんか与えないよ。
 だって、わたしがエッチをしたいんだもん。
 だから初めから返事なんか必要ないの。
 そう。全ては暑さに参ってエッチな格好をしているフェイトちゃんが悪いんじゃないのかな?
 そういう事でいいと思うんだ。わたしは。

 にゃはっ♪

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