ねぇ、あんたはあたしの気持ちを知っている?
 あたしが、どれだけあんたの事を想っているか理解している?
 あたしは、あたしは……

 始まります。


 あたしは、あんたと出会ったあの時からずっと好きで、
 何年の時が経ってもこの気持ちに変わりは無くて、
 何時も、いつも、あんたが好きだと自覚させられている。
 離れたくない。ずっと側に居て欲しい。
 部屋に囲って、あたしだけの物にしたい。
 いつかは、この気持ちを伝えたかった。
 だけど――  

 あんたは一番大切な物を見つけてしまった。
 だから、あたしがこの気持ちを伝える事はなかった。
 もし伝えてしまったら、あんたは迷ってしまうから。
 だから伝えない。
 あたしは、あたしは――

 なのはには自分の好きに生きて欲しいから。
 あたしの事なんか気にしないで、なのはの思うままに……  

 だから、あたしはこの気持ちをそっと胸の奥に仕舞う。

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